mt_kb2009-12-06

昨日,注文していたダイニングチェアが到着.ようやくテーブルとイスがそろって,まともな食卓になった.このイスはArgosという通販店で50%引きくらいのセールだったのを買ったもので,見た目の割に安かった.配送が土曜日の12時から6時のあいだというなんともアバウトな指定だったので,どうせ遅くなるだろうとタカをくくって12時からちょっと買い物にでかけて2時くらいに戻ってきたら,なんとArgosのドライバーから携帯(持っていくの忘れた)に12時半ころ配送に行くぜ,というメッセージが.メッセージでは荷物をどうしたか何も言ってないし,フラットの前には何も置いてないから,配送をミスってしまったというわけだ.くそぅ,イギリスの物流を甘く見ていた......いつもは遅くなるくせに......


まあ仕方ないので午後は家で勉強して,夜は最近引っ越した友達の家で引っ越しパーティ(flat warming party)にでかけた.開始時間が早かったのと,金曜日も(というか木曜も)夜はパーティor飲み続きで疲れていたので,10時半過ぎに早めに帰宅し,酔い覚ましに紅茶を飲みながらちょっとした作業をしていた.しばらく作業をしていると12時くらいに人が訪ねてきたので,こんな時間に何奴,と怪しみながら出てみると,なんとお隣さん(超かわいい女の子......ってどうでもいいか)で,昼間私がミスった荷物を預かってくれていたのだ.彼女は私が買い物から帰ってくる少し前くらいにでかけていま帰ってきたという.私同様パーティ帰りだったようで,夜中にしては高いテンション.「なんかでっかい荷物だね! 何が届いたの?」「えーっと,ダイニングチェアだよ.このあいだテーブルもらったからさ.配送見逃したかと思ったよ.ありがとう」「どういたしまして! Enjoy!」という感じで荷物を受け取った.


まあ荷物は無事届いてよかったんだけど,フラットの同居人ならともかく隣の人に預けちゃうって,これはなかなかすごいなぁと思った.前のフラットで私が不在だった時はフラットのドアの前にでーんと置いてあることもあったし.なんというか大らかというか不用心というか......盗まれたりしたらどうすんだろう.こういう荷物預けちゃうorドアの前に置いちゃうやり方って,日本ではあったっけなぁ......なかったと思うな.このイギリス流のやり方は,近隣住民の相互信頼,あるいは日本とは異なるパブリック(セミ・パブリック)なスペースの使い方云々の概念の違いに基づいていると考えるべきなのか,それとも単に適当なだけなのか,判断に苦しむ.たぶん後者なんだろうけど.