スコティッシュ・サーモンのクリームソースのパスタ

平穏な日曜日.今日は気温はあまり低くないんだけれど,風が強くて湿度が高いのでなんとなく冷える.エディンバラの冬はそれほど気温は低くないのだけど,この風と湿度が体感温度をぐっと下げるので,気温以上に(以下に,か)寒く感じる.アメリカやカナダの寒いところ出身の人たちでさえそう言うんだから,けっこうなものなんじゃないだろうか.


で,寒くなったらやはりクリームソースのパスタだろう,クリームソースだったらここはスコティッシュ・サーモンを使ってサケのクリームソースだろう,ということで,今日はサケのクリームソースのパスタ,スコットランド風(?)を作ってみた.久しぶりのお料理です.


材料はスコティッシュ・サーモン(これがなければはじまらない),生クリーム(私はチーズを使うのでwhipping creamを使います),パルミジャーノ・レッジャーノ少々,ほうれん草少々,パスタ.私は味と香りにひとくせつけたいのでチーズを入れますが,入れなくてもOKでしょう.ほうれん草もお好みですが,私は栄養面はもちろんとして,他に彩りのよさと,ちょっとほろ苦い味がクリームソースの甘ったるさを打ち消してくれるので好んで入れてます.いつかどこかでこれにウィスキーをプラスしてガチンコスコットランド風にするレシピを見たことあったのですが,今回はパス(ウィスキーがもったいないじゃないか!).いずれ試してみたいです.


[1]こちらでは皮にうろこがついていることが多いので,サーモンは皮をとってぶつ切りにしておく.私はあまり身をほぐさないでおくほうが好きなのですが,これは好みですね.チーズを下しておく.大さじ1くらいがちょうどいい感じ.
[2]パスタをゆでる.
[3]オリーヴオイルを大さじ1-2杯引いて熱したフライパンにサーモンを投入.最初に比較的高い温度で全体に火を通しておくと,仕上がりがあまりぱさぱさしないのでいい感じ.火は中火くらい.
[4]サーモンの表面が色が変わって,いわゆるステーキのミディアムとレアの中間くらいになってきたら生クリーム投入.火を強火にして,クリームの水分を飛ばしてソースをいい感じに濃くして,サーモンの身全体に火を通す.身が細かいのが好きな人はここでほぐしちゃう.このころにパスタが仕上がると完璧.
[5]パスタがゆであがる30秒前にほうれん草を投入していっしょにゆでて,30秒たったらお湯を捨てる.
[6]パスタとほうれん草を[4]のフライパンに投入.同時にチーズを入れて,よーーーーーーーくかき混ぜる.あとはお皿に盛って終了.簡単ですね.

(ちょっと写真暗いけど)クリームソースの優しい味わいと脂の乗ったジューシーなサーモンを,ブルゴーニュの白と一緒にいただく......うーん,うますぎ♪ 幸せを感じます(笑)さーて,来週もがんばりますかね.