博論の草稿一つがケリがついたということで,あと2週間に迫ったECSSS@St Andrewsのペーパーを執筆中.日本でやった修論がベースなので新しいリサーチの必要もないし,早稲田でSpeck先生とDicknson先生が来たときに英語でも読んだし,報告の持ち時間が20分,ちょっと余裕を持って18-9分程度で終わらせるためにも長さはだいたい2500-2700語くらいだし,書くこと自体はそんなに大変ではない.ただこちらでは日本とは議論の立て方とかディティールの詰め方が変わってくるので,そこで頭をひねっている最中.むむむ......


ECSSSといえば,月曜に去年から知り合いのMITのProf. Ruth PerryNASで会った.Perry先生には去年NLSのMSS reading roomで初めてお目にかかって,それから去年のECSSS@Halifaxでも会って,そのあともちょこちょこNLSで会うなどしてなんか親しくなってきた感じ.Perry先生はもともと18世紀文学畑の人で,最近はスコットランドにおける民謡(というとアレか......balladね)の口頭伝承に果たした女性の役割なんかについて研究してるのだそうな.まあなんか肝っ玉母ちゃん(笑)みたいな感じの人で,去年の学会でもいろんな人を紹介してくれたり,会うといつも親しく話してくれるすごくイイ人.こんどSt Andrewsでペーパー読みます,って言ったら,原稿仕上がったら読んであげるから送りなさい,と言ってくれた.英語が母語じゃない分,こういうのってかなり貴重だよね.ありがたや−.