初プレゼン終了

今日は毎週木曜にある院生向けのResearch in Progressっつうワークショップで報告.このワークショップは,エディンバラに2006年(かな?)に赴任してきたKatrina Navickas先生が主催しているもので,昼の1時から2時まで,毎週一人が20分程度のペーパーを読んであとはディスカッション,というスタイルでやっている.とても気楽でうちとけたなワークショップである.ちなみにNavickas先生はオクスフォード出であのJohn Stevensonの(たぶん最後の?)お弟子さん.19世紀前半の急進派研究でpopular politicsとcultural historyの重なる領域を切り拓くいま一番注目の若手研究者(たぶんまだ20代)だ.あのRobert Pool先生とも知り合い.


私の報告はいまのリサーチの成果からおいしいところを引っ張り出したもので,3000ワード弱で20分.8月に提出する博論のサンプルチャプター(どれでもいいから1章サンプルを書く)のベースになるもの.いちおうしっかりと史料に基づいて議論してるんだけど,まだ落とし所がはっきりしないから,その辺はそのまま出してみた.セミナーの名前のとおりresearch in progressだからね.質問もけっこう出て,まあまあ盛り上がったかな......どうだろう.少なくともペーパー読んでるときに冗談入れて笑いはとったけど(笑)質問はだいたいが「これからやろうとしてます」「いま考えてます」みたいなところを突いてくるものだったから,あまりproductiveではなかったかな? でも考えを整理するきっかけにはなったので良しとする.


反省点はやはり英語.まだあまりうまくしゃべれないな〜.来た時に比べて少しはマシになったと思うけど......もっとべらべらしゃべれるようになれないもんだろうか.


ちなみにこのワークショップ,歴史学科のPhDの学生がいつも15人くらい参加してるんだけど,男は私を含めて3人だけ.もんのすごくfemale-dominatedである.女の子たちもPhDの学生とはいえみんなまだ若いから,始まる前とかトーク炸裂で,もうかなりガーリーな感じである.しかも男どもはそういう会話にあまり参加しない(できない)もんだから,なんというかけっこう肩身が狭い(笑)前は女の子の中に男一人or少数とは,なんと素晴らしい状況!なーんて思ってたけど,意外とそうでもないな......現実はあまくない.女子大の男の先生とかたいへんそうだな.